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環境への取り組み

環境マネジメント

グループ内の環境管理を推進するため、環境管理対策委員会を設置し、環境目標、計画を策定、環境管理状況の把握環境保全対策、ゼロエミッションの更新審査などを行っています。また、各環境管理推進員会では、 廃棄物削減、ゼロエミッション・省エネ活動、環境法令等コンプライアンス管理、ゼロエミッション内部監査などの活動を行っています。

環境マネジメント

ケンコーマヨネーズグループは「食を通じて世の中に貢献する。」「心身(こころ・からだ・いのち)と環境」という企業理念のもと、持続可能な社会の実現を目指すため、気候変動課題を含むサステナビリティを重要な課題として捉えています。
また、資源と環境を大切にするとともに、関係者の皆様にご満足いただける商品・サービスの提供を続け、安定した成長を持続できる経営基盤づくりのため、気候変動によるリスクや機会について、TCFD提言に基づいた適切な情報開示を行います。

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TCFD 提言に基づく情報開示: → ダウンロード(PDF:2MB)


廃棄物削減への取り組み

2018年より、株式会社関東ダイエットクック神奈川工場では、工場で発生する「野菜くず」を食品残さ発酵分解装置を活用して工場内で一次発酵させ、これをリサイクルセンターで堆肥化して農産物生産者へ供給するコンポスト事業に取り組んでいます。

コンポスト事業

産業廃棄物であった「野菜くず」は堆肥資料として生まれ変わり、農産物生産者へ供給されて野菜生産に使われるという、食品ループを生み出しています。

野菜くず量推移

コンポスト事業への取り組みにより得られる効果は大きく、「野菜くず」は発酵処理により約20%まで減量化できます。


食品廃棄物以外のプラスチック類、金属類等、その他の廃棄物についてもリサイクル化を実施しています。


先駆的・先端的なゼロエミッション推進活動の成果が評価され
2014年に農林水産省補助事業の一環でバイオマス資源総合利用推進協議会が実施した「第1回食品産業もったいない大賞」の「食料産業局長賞」を受賞しました。
2013年には日本食糧新聞社制定の「第22回食品安全安心・環境貢献賞」を受賞しました。


2009年度より、京都府舞鶴市にある西日本工場では、ポテトサラダを生産する過程で発生する馬鈴薯の「むき皮」や成形残さなどの副産物を、 臭気などの環境対策を目的として工場内で液状飼料化を行い、養豚農場に供給する事業を開始しました。(農林水産省・2009年度食品循環資源品質維持推進体制整備事業に採択

2007年、食品リサイクル法(2001年に施行)が見直され、一部改正となりましたが、当社グループでは一部の工場を除き、 目標値の「食品廃棄物量の85%以上の再生使用等」を達成させることができました。 飼料化、肥料化を中心とした再生使用がほとんどですが、乾燥、脱水等による食品廃棄物量の減量化も進めています

ゼロエミッションへの取り組み

2006年度より、Reduce(発生抑制)を第一として廃棄物削減に向け、3R活動に取り組み、特に製造時における工程改善を実施し、廃棄物発生の抑制に着手しました。その結果、2007年度は廃棄物のリサイクル率90%以上を達成し、2008年度には自社工場全てでゼロエミッションを達成しました。毎年1回、各工場におけるゼロエミッション達成状況の社内発表会を開催し、最優秀工場、優秀工場には表彰状を授与しています。2015年度より連結子会社におきましても、ゼロエミッションの取り組みを始め、当社グループ全体のゼロエミッションを目指します。

★3R活動

Reduce:発生抑制


動植物性残さ:製造工程改善、見直しによる廃棄ロスの低減
廃プラスチック:原料の形態、容器材質の見直しによる廃棄物の発生抑制,製品形態見直しによる使用量の削減
排水汚泥:脱水効率改善による減量化

紙・金属類:ペーパーレス化実施による紙ごみの排出量の抑制

工場横持ち用コンテナ使用によるカートン、一斗缶の廃棄低減

Reuse:再使用

資材カートン等、通い容器の使用
原料容器等の一斗缶の再使用

Recycle:再生利用

動植物性残さ:肉豚用液状飼料、堆肥、代替え燃料等
芋皮、澱粉:肉豚用液状飼料
卵殻:肥料
排水汚泥:堆肥、路面剤等
廃プラスチック:堆肥、路面剤等