CULTURE

社風

roundtable 1

機電系座談会

チャレンジできる⾵⼟が
成⻑につながる

ケンコーマヨネーズの工場のあらゆる設備をメンテナンスし、
よりよい設備への改善を進める機械・電気系の社員たち。
工場の安定稼働に彼らの存在は欠かせません。
今回は機械・電気系の社員4名にお話を伺い、
ケンコーマヨネーズへの入社理由や、ここで働くことの魅力などを、ざっくばらんに語ってもらいました。

※内容は2023年の取材当時のものです

  • K.M.

    生産本部 エンジニアリング部

    1995年新卒⼊社

    電気⼯学科 卒 (⼤学卒)

  • K.I.

    御殿場工場 生産技術課

    2013年新卒⼊社

    情報システム科 卒 (⾼校卒)

  • M.T.

    静岡富士山工場 生産技術課

    2014年キャリア⼊社

    ⾃動⾞整備科 卒 (専⾨学校卒)

  • T.T.

    西日本工場 生産技術課

    2015年新卒入社

    電子制御工学科 卒 (高専卒)

多様なバックボーンを持つ
⼈材が集まる会社

  • ─本⽇はよろしくお願いします。
    早速ですが、皆さんの⼊社理由を
    お聞かせいただけますか?
  • 私は、学⽣時代に電気⼯学を学んでおり「電気と⾷品は縁がないかな」と思っていたのですが、飲料系のメーカーで働いていた⽗から「⾷品業界はオートメーション化が遅れているから、活躍できるチャンスがあって⾯⽩いぞ」と助⾔をもらったことがきっかけで⾷品業界に進むことを決意しました。⾯接で、この会社なら⾃分の学んできたことを⽣かせると確信したことが⼊社を決め⼿でした。
  • K.M.さんは1995年⼊社ですが、当時からオートメーション化の話が出ていたんですか?
  • そうそう。企業の⽣産性向上が求められるようになって、これまで⼿作業でやっていたようなものを機械化・⾃動化していく兆しが当時からすでにあったんだよ。そうした中で私たちのような機電系の⼈材が必要になっていったんだ。
  • 知らなかったです。私は御殿場市内の⾼校に通っていた時、60〜70社の求⼈票が並ぶ中で「ケンコーマヨネーズ」の特徴的な社名が⽬に⽌まったことがきっかけでしたね。社名といえば余談ですが、⼊社当時はてっきりマヨネーズをつくる仕事なのかと思っていたのですが、配属先が惣菜やサラダをつくる⼯場で驚きました!マヨネーズが⼀切ないんですもん。(笑)
  • 確かに!(笑)普通はマヨネーズをつくってるって思うよね。マヨネーズ以外にも実は⾊々つくってる会社なんて、社名からは想像できないからね。
  • そうなんです。この驚きは“ケンコーマヨネーズあるある”かもしれませんね。(笑)あともう⼀つ、最終的な⼊社の決め⼿になったのは、地元の企業の中でケンコーマヨネーズは規模が⼤きく、御殿場⼯場が実家の近くにあったという理由です。⾼校⽣や地⽅出⾝者にとって⽣まれ育った地元で、安定した会社で働けるというのは⼤きなメリットだと思いますね。T.T.さんはいかがですか?
  • 私もK.I.さんと似ていて、家の近くに工場があり、食品業界にも興味を持っていたので志望度が高かったんです。仕事内容も自分が求めていたものとマッチしていましたし、何より若手社員でも、積極的に業務改善が提案できるチャレンジングな風土を感じたので入社を決めました。M.T.さんはどうしてケンコーマヨネーズに転職しようと思ったんですか?
  • 前職はインクメーカーの生産管理をしており、その前は自動車整備士をしていました。生産管理の仕事でも機械系の仕事の知識を生かせることがわかったのですが、前職では機械に触れることが少なく、より技術的な仕事ができる環境を探していたところ、当社の求人を見つけました。希望していた機械の仕事に携われるのはもちろんのこと、父が営んでいた食堂で、幼少期からよくケンコーマヨネーズの商品を見ていたので、なんだか運命のようなものを感じて入社を決めました。
  • 全員機電系の専攻なのに、それぞれ志望動機や⼊社理由が違うのは⾯⽩いですね。(笑)

学⽣時代の学びをベースに、
柔軟な発想で対応する

  • ─実際に働いてみて、⼊社後のギャップなどはありませんでしたか?
  • 入社してから今まで御殿場工場で働いていますが、製造現場も会社も年々成長している感じがして、いい環境だなと思います。ただ、入社したばかりの頃は苦労もありました。仕事を覚えることはもちろん、当初は生産課で工場全体のマネジメントを担う役割でしたから、自分より年上の作業スタッフさんとのコミュニケーションの取り方など、どうすればいいかわからなかったです。それでも若いうちから主体性が求められ、一定の裁量をもって働ける環境だったからこそ、その分早く成長できたのだと実感しています。
  • 私も⼊社したての頃はそうでした。当時は会社も⼤きくなかったので、私含め部署に⼆⼈しかおらず、業務の範囲なども明確に決まってはいませんでした。⼯場設備の「何でも屋」のような感じで、⾊々な仕事にチャレンジできましたね。改めて振り返ってみると、幅広い業務を経験できたおかげで成⻑できたと思います。今は⼈数も増えて分業が進んでいますが、若⼿にさまざまな役割を任せる⽂化は、その頃から続いているのかもしれないですね。
  • はい。私も⼊社前に感じていたチャレンジングな⾵⼟は、実際にあると思います。ギャップという意味では、学⽣時代に学んだことがそのまま仕事に⽣かせるわけではないということは、認識しておいた⽅がいいなと思いました。⽣産現場はさまざまな事象が重なり合って機械トラブルが起きたり、機能改善が求められたりするので、あくまで学⽣時代の学びをベースに、柔軟に対応していくことが⼤切だと考えています。
  • おっしゃる通りですね。実は私が学⽣時代に学んでいたのは情報システムで、機械・電気の仕事と直接的に関わりがあるわけではありませんでした。ただ、数字を根拠に問題の原因を探る姿勢や、論理的に物事を考える⼒は学⽣時代に⾝につけたものだと思います。M.T.さんはどうですか?
  • 私は思っていた以上に、進んで仕事をやらせてもらえる環境だと感じましたね。仕事は与えられるものではなく、⾃分から取りにいくイメージです。ケンコーマヨネーズで活躍するためには、⾃ら進んで⾏動する意欲は⼤切ですよね。
  • M.T.くんは静岡富士山工場の竣工時に一緒に立ち上げていたメンバーで、すごく前向きで実直に働いてくれていました。周囲からの信頼も厚いですね。
  • K.M.さんにそう⾔っていただけて、嬉しいです。

⾃ら進んで挑戦できる

  • ─機電系の社員として、ケンコーマヨネーズで働く魅⼒は、どんなところに感じますか?
  • まず、設備の改善から保守・稼働など幅広い仕事を経験できることですね。あとは、仕事の結果や評価が目に見えてわかること。自身の改善によって機械停止の頻度が減少したり、作業スタッフの人たちの喜ぶ顔を見られたりすることはやりがいになっています。また上司にも相談しやすい環境なので、働きやすさを感じています。
  • 仕事の自由度が高い点は、私も同感です。実践してみたいと思った仕事を相談すると、前向きに検討してもらえて、実行まで任せてもらえる風土があると思います。例えば他社であれば、設備の制御変更などは外部に委託するケースが多いのですが、当社は生産技術課の社員が対応しています。自ら行うことでスキルアップにもつながっていますね。
  • 主体的に⾏動できる⼈には、適した職場ですよね。K.I.さんはどうですか?
  • お二人の意見と近いのですが、私のいる御殿場工場は、若手社員が多く活気がありますね。若手から積極的に発言できる環境だからこそ、いきいきと働けるのかなと思います。また現在は生産技術課に異動したことにより、工場で使用している設備のメーカーの担当者など社外の方々と接する機会も多くなっているので、さまざまな人とコミュニケーションが取れるのも面白いです。
  • K.M.さんはそうした職場を「つくる⽴場」でもあると思うのですが、ケンコーマヨネーズというフィールドをどのように感じていますか?
  • 皆さんが話してくれた通りで、若⼿の⼈が成⻑できる環境をこれからもつくっていきたいと思います。私⾃⾝は、⼯場で働く⽅々の環境をより良くする役割を担っているので、こうして皆さんと話すことや、社外の⽅と接することで多くの学びがあります。⾊々な意⾒に触れ、それを業務改善に⽣かしていく…これが⾃分のミッションだと思っています。

生産現場のDX化を
推進していく

  • ─最後に、今後の⽬標をお願いします。
  • 私は静岡富士山工場の勤務経験しかないので、他工場の生産技術課で自分の技術力がどこまで通用するか試してみたいです。各工場で生産設備や求められる技術も異なると思うので、スキルアップにつながるのではないかと考えています。また私の以前の上司は、とある装置を設計・製作して特許を取得しており、私もゆくゆくは特許を取れるような装置、設備をつくることが目標です。
  • 私は現在、生産技術の向上による効率的な生産現場を目指しています。人手不足が叫ばれる現代において、工場の自動化をはじめとする「生産現場のDX化」実現への取り組みを推進しており、AIやロボティクスを活用する場面をもっと増やしていきたいと考えています。そういった意味で食品工場と機電・情報系の学問は、実は密接に関わり合っているため、是非ともそうした技術を生かしたい方に来てほしいと思っています。
  • ⼊社して数年間は、仕事の流れを覚えるだけで精⼀杯だったのですが、その後新設備導⼊のプロジェクトに携わった際に、業務を俯瞰して考えられるようになり、ようやく⼀⼈前になれた気がしました。今後は⾃分のスキルを磨き、仕事の幅を増やしつつ成果が残る仕事に挑戦したいです。
  • 私は生産課で9年勤め、その後異動して生産技術課にて働いています。まだ生産技術課に来てから日が浅いので、まずは求められているスキルや資格を取得して経験を積んでいきたいですね。自分の得てきた知見を生かしながら別領域にもチャレンジができる会社なので、この環境を楽しめています。
  • 皆さん、本⽇はお忙しいなかお集まりいただき、ありがとうございました。
    これからもケンコーマヨネーズの
    ものづくり⼒を⾼める⼈材として、さまざまなチャレンジを続けていってください。

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