Profile

西神戸工場 生産部

2018年入社

農学研究科卒

J.O.

Career

3年目
西神戸工場 ゆで卵製造ライン
ゆで卵ラインにて、加工の中で発生する原料ロスをなるべく少なくして生産量を上げるための改善活動に着手。機械の加工を行い、原料の廃棄量削減だけでなく節水にも貢献。
4年目
西神戸工場 ゆで卵製造ライン
購買部と一緒に、原料の卵を購入している養鶏場へ訪問。担当のラインで収集した不良発生データをもとに、良質な鶏卵を継続的に納品してもらえるよう交渉。
6年目
西神戸工場 マヨネーズ製造ライン
タマゴ加工品に対する知見を広げるため、上長へ直談判しゆで卵ラインからマヨネーズ製造ラインへ異動。初心に戻り勉強の日々。

仕事の醍醐味

現状を疑い、
改善・最適化を目指す!

私が所属する西神戸工場では、マヨネーズやゆで卵、タマゴサラダなどのタマゴ加工品全般を製造しています。その中で私はマヨネーズ製造ラインの生産管理を担当。依頼された商品の生産量に応じて作業スタッフのシフトを調整し、効率的で無駄のない生産計画を立て、工程全体を指揮・管理することが主な仕事です。また、日頃の生産工程で気がついた製造ラインや作業のさまざまなムダをテーマに掲げて取り組む『改善活動』も重要な業務の一つ。例えば、不良品が発生して製品や原料が廃棄処分になっており、生産工程や設備の洗浄などで大量の水が使われていたりする光景を目にしたときに、その事実に対して「少しでも良品を増やせないだろうか?」「少しでも節水できないだろうか?」と疑問をもつことが『改善活動』のスタートです。活動の取り組みは、進捗や方向性などを上司と常に議論しながら進め、定期的に他工場ともミーティングを重ねるため、より効果的な改善にするために多くの人の意見をもらうことができます。そうした日々の取り組みの結果はデータとして目に見えるカタチとなり、とてもやりがいを感じます!

Q&A

  • 入社動機
    内定までに複数回の面接を行いましたが、どの面接官の方も話しやすく最も自分らしさを発揮できた会社だったからです。これは入社後も変わらず、働きやすさにつながっています。
  • 私の強み
    日頃から常に問題意識をもっている点だと思います。業務に改善点がないかを模索しながら活動しています。自分で考えて結果を出すというプロセスにも面白みを感じています。
  • 会社の魅力
    やはり、人の温かさだと思います!一人で遂行している業務でも、上司が気にかけてくれるので仕事のやりやすく、モチベーションもおのずと上がります。
  • 挑戦したいこと
    現在、さまざまな課題に取り組んでいますが、今後はより食品ロス削減(SDGs)に挑戦し、会社ひいては社会の環境問題解決にも貢献していきたいです。

わたしの成長ストーリー

未完成×味完成

会社に貢献したと実感できた
『改善活動』

入社3年目。その時担当していたゆで卵ラインで改善活動に取り組んだテーマは、「ゆで卵の廃棄量削減」。ゆで卵ラインの工程では、殻剝き用ゴムと水の力で卵の殻を巻きとって剥いていく工程があるのですが、その時に白身が固まりきっていない卵の表面はボロボロになって廃棄となってしまいます。当時、原料の卵100個のうち良品はおよそ80個で、残りは出荷できない状態でした。その状況に疑問をもち、卵をゆでる温度や水の使用量、機械の改良など、さまざまな検証を重ね、データ採集を続けて実に一年半。最終的に卵の生産地によって良品率に差があることがわかりました。その旨を原料調達の部署である購買部に共有したところ、不良品の発生率が高かった養鶏場の視察に同行することに。採集したデータをもとに殻剥き工程で起きている不具合を生産者の方に説明すると、「どうすれば不良品を少なくできるか」を一緒に考えるまで話は発展。結果、目標としていた削減量を達成するとともに良品の生産割合も向上させることに成功しました。自分自身の仕事が工場や会社に大きく貢献できたと実感したプロジェクトでした。

1日の流れ

08:25出社・朝礼 08:50メールの確認・返信 09:10現場管理・改善活動の取り組み (スタッフへの指示や声かけ、機械の作動確認) 11:30昼交代・昼休み (昼食は社員食堂の日替わり定食!) 13:10資料作成 (現場管理・改善活動の検証結果をもとに上司とディスカッション) 16:30明日の生産予定の作成 (生産依頼をもとに効率的な生産計画を考える) 18:00退社 (週3日はジムに寄って筋トレ!) 18:30帰宅