ケンコーマヨネーズのバリューチェーン

主な取り組み

当社独自規格での原料調達、原料研究も

主要原料は、当社独自の規格を設けて調達をしています。

じゃがいもについては、持続可能な生産のために品種や品質、育成状況等を契約農家さんと共に研究をしています。また、病害虫に強い品種やポテトサラダに適したじゃがいも等の研究も実施しています。食に関する研究としては教育機関とも連携をしており、サラダを科学的に研究・解明しています。
資材は、環境に配慮した活用の取組みを進めており、ロングライフサラダ、小袋ドレッシング、ソース類の袋は厚みを薄くしたり、一部商品の包材にはバイオマスインキの使用やFSC認証を取得した段ボールを使用しています。

主な取り組み

業務用食品メーカーとして市場を演出

ナショナルブランド（NB）商品はマーケットイン発想の開発に注力しています。さらに事業別戦略の4事業からの要望や業務用ならではの機能性・加工適性等を取り入れた商品の開発も手がけています。商品提案時には商品展示や試食だけではなく、レストランやホテル等18の分野に向けたお客様にすぐにメニューとして活かしていただけるお役立ちレシピも開発し、提案しています。さらに、お客様の要望をヒアリングして商品化する特注品にも迅速に対応しています。
総商品数は1,300品以上。商品の多くが業務用のため量販店等での取り扱いはあまり多くはありません。そのため商品認知とファン拡大のためにSNSの活用やECサイトの強化を図っています。

主な取り組み

安定供給と定期的な改善活動

全国に7つの工場を持ち、多品種生産に対応しています。各工場の特長を活かして柔軟かつ効率的な生産体制を構築し、様々な業態のお客様へ安定的に安全・安心な商品をお届けしています。生産効率の向上や安全・安心な品質の確保のため、継続的な改善活動と定期的な工場間での改善成果発表を実施しています。その活動により、歩留向上や生産効率アップを実現しています。
西日本工場と静岡富士山工場では、原料から商品となるまでを一貫して行う連続一貫生産ラインを導入しています。泥付きのじゃがいもからポテトサラダになるまで、殻付き卵から卵焼きになるまでを工場内で一貫生産することで、素材の美味しさをそのままをお届けしています。

主な取り組み

お客様に最適な商品・メニュー提案を

当社はマーケティングを通じて開発された商品を、メニュー提案型営業で販売活動を行っています。18の分野別のお客様に対して、当社で開発したレシピにてメニューの提案を行い、お客様のニーズやご要望にお応えしています。1つの商品が様々なメニューに顔を変えてお使いいただけることが当社の大きな財産であり、市場の活性化につながるものと考えています。様々な分野のお客様との交流を通じて得た情報をマーケティング・商品開発につなげることで、また新たな市場を創ることにつながっています。

主な取り組み

安定した流通環境と徹底したコスト管理

流通上のBCP（事業継続計画)対策を強化し、維持する取組みを実行しています。荒天等の自然災害時も適時 適切に情報交換をしながら社内外との連携を図り、適切な対応ができるよう努めています。
物流は外部委託をしており、業者と定期的な打合せにより最善な物流環境を目指して改善と改革を進めています。

主な取り組み

安全・安心・安定な品質を保つために

原料調達・商品設計・製造・販売・物流の全ての過程において「品質の維持・向上」の取組みを継続・推進しています。維持・推進するにあたっては従業員一人ひとりが「品質に関する強い意識」を持ち続けることが重要であると考え、社内研修の一環として品質教育を継続して実施しています。
また、国際基準での検査レベルを維持することを目的に、ISO17025を取得し、技術力の維持向上に努めています。