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品質への取り組み

私たちは、お客様に安全と安心をお届けするために、主要農産物の産地選定にこだわり、原材料の生産現場を訪問し た上で、自らが安全・安心と判断できる原材料を使用しています。また工場では受入検査の実施、製造工程の厳守、 5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の徹底と巡回チェックの実施、製品検査による品質の確認などを通して品質管理に 努めています。加えて関係法令を遵守した正確な情報を提供することで、お客様の信頼にお応えしています。

原料の品質確認
特定の農産物においては、管理から収穫、流通、保管方法に関する確認、使用について、分析や原料検査データの確認を行い、安全が確認できた原料のみを生産に使用しています。
検査
新商品はテスト生産を実施します。生産されたサンプルの理化学検査などの検査、味や状態面の官能確認を行い、品質について安全が確認できた製品のみ生産します。
工場
製造現場では、継続的に安全・安心な製品をお客様にお届けするため、さまざまな取り組みに励んでいます。また品質レベルの向上のため、教育や指導などにも取り組んでいます。
製品
製品には細菌検査や理化学検査などの品質検査を実施します。また正確な情報をお客様にお知らせするために、表示内容は関連法規に適合し、分かりやすさにも配慮しています。
食卓
情報を整備し問い合わせに迅速に対応します。また、お客様からのご意見をもとに品質向上に取り組んでいます。ご依頼を受けた際には、開示資料の作成、配布を行っています。
  1. 原料の品質確認

    特定の農産物においては、管理から収穫、流通、保管方法に関する確認、使用について、分析や原料検査データの確認を行い、安全が確認できた原料のみを生産に使用しています。

  2. 検査

    新商品はテスト生産を実施します。生産されたサンプルの理化学検査などの検査、味や状態面の官能確認を行い、品質について安全が確認できた製品のみ生産します。

  3. 工場

    製造現場では、継続的に安全・安心な製品をお客様にお届けするため、さまざまな取り組みに励んでいます。また品質レベルの向上のため、教育や指導などにも取り組んでいます。

  4. 製品

    製品には細菌検査や理化学検査などの品質検査を実施します。また正確な情報をお客様にお知らせするために、表示内容は関連法規に適合し、分かりやすさにも配慮しています。

  5. 食卓

    情報を整備し問い合わせに迅速に対応します。また、お客様からのご意見をもとに品質向上に取り組んでいます。ご依頼を受けた際には、開示資料の作成、配布を行っています。

原材料へのこだわり

当社独自の規格・基準に基づき、安全・安心の確認が完了した原材料を製品製造に使用する仕組みがあります。また年間を通じて同じ状態の製品をお客様に提供できるよう、農産加工品については受入時の基準を設けています。

以下の3つのキーワードをベースに原材料供給先の生産環境、管理体制等の調査確認を実施し、供給先の開拓、決定に至ります。
「供給」お客様に安心してお使いいただける安定的な数量の原材料を確保します。
「品質」お客様に安心してお使いいただける安定的に品質高い原材料を確保します。
「価格」お客様に安心してお使いいただける安定した価格の原材料を確保します。

当社独自の規格・基準に基づき、安全・安心の確認が完了した原材料を製品製造に使用する仕組みがあります。また年間を通じて同じ状態の製品をお客様に提供できるよう、農産加工品については受入時の基準を設けています。

以下の3つのキーワードをベースに原材料供給先の生産環境、管理体制等の調査確認を実施し、供給先の開拓、決定に至ります。

  • 「供給」お客様に安心してお使いいただける安定的な数量の原材料を確保します。
  • 「品質」お客様に安心してお使いいただける安定的に品質高い原材料を確保します。
  • 「価格」お客様に安心してお使いいただける安定した価格の原材料を確保します。

供給先は、安全・安心で高品質な原材料を安定して供給していただける大事なパートナーです。トレーサビリティーやポジティブリストへの適合に加え、共に協力して改善を積み重ね、より良い商品作りのための原材料確保にも取り組んでいます。

なお当社の商品で使用される主な原材料の「馬鈴薯(じゃがいも)」、「ごぼう」、「かぼちゃ」についての原料品質と商品状態へのこだわりについては、以下からリンク先をご覧ください。

なお当社の商品で使用される主な原材料の「馬鈴薯(じゃがいも)」、「ごぼう」、「かぼちゃ」についての原料品質と商品状態へのこだわりについては、以下からリンク先をご覧ください。

  • 馬鈴薯(じゃがいも)

    原材品質へのこだわり

    馬鈴薯は、すべて顔の見える契約農家から安全・安心なものを仕入れています。サラダに適した品質の良い馬鈴薯づくりのために作付〜収穫・保管にいたるまでの栽培計画を契約農家と一緒に取り組んでいます。

    • 収穫時、
      生産者ごとにチェック

      収穫時、生産者ごとにチェック
    • 澱粉価測定

      澱粉価測定

    • 中身の確認もします

      中身の確認もします

    産地受け入れ検査品質基準に伴って検査を実施。
    結果を受けて、倉庫での保管条件(温度・湿度)や工場での蒸煮条件など、使用方法を検討します

    主な評価内容
    ・煮崩れの程度 ・粒子 ・形 ・還元糖の量
    ・変色 ・打撲耐性 ・栽培適正(病害虫、収量、機械適性 など)
    • ・煮崩れの程度
    • ・粒子
    • ・形
    • ・還元糖の量
    • ・変色
    • ・打撲耐性
    • ・栽培適正(病害虫、収量、機械適性 など)

    ポテトサラダに適した馬鈴薯「さやか」

    弊社のポテトサラダで使われる馬鈴薯の
    多くを占める品種「さやか」は、
    ばれいしょ加工適性研究会から
    "サラダに適した馬鈴薯"として
    誕生しました。

  • ごぼう

    原材品質へのこだわり

    サラダに適した品質の良いごぼう作りのために、生育の過程で状況の確認を行っています。

    収穫されずに春を迎えたごぼうは、更に葉茎を伸ばし大きくなり、花を咲かせ、種子をつくります。この時、ごぼうの根の部分は、木材のように硬く(木化)なり、食用にできない状態となります。これがごぼうの「トウ立ち(抽苔)」といわれる状態です。
    通常、ごぼうの収穫は花を咲く前に行いますので、トウ立ちしていませんが、まれに個性的なごぼうがいて、他より先にトウ立ちしたりするごぼうが出てきます。
    このため、葉茎を切り落とす前に写真のように他より葉茎丈の高いごぼうを抜き取ったり、カット処理段階で選別除去し、木化したごぼうが商品に混入しないように防いでいます。

    商品状態へのこだわり

    • 太くて中身のつまったしっかりしたごぼう
    • 安全安心を確認したごぼうがサラダになります
  • かぼちゃ

    原材品質へのこだわり

    契約農家で肥培管理を行って栽培したかぼちゃを収穫します。

    • 左が未熟、右が完熟
    • 未熟品は種が形成されません
    • 完熟品は種が形成され、
      糖度もあります

    ほくほくで固形感のある当社自慢の「パンプキンサラダ」は、このように原料の選定から始まり、生育状態を確認しながら収穫時期を計っています。
    作付から管理し、完熟した原料を収穫することから、おいしいサラダ作りが始まります。

    商品状態へのこだわり

    収穫されたかぼちゃは、製造ロットごとに色調や水分値、糖度を検査し、合格したものだけを原料として使用します。
    おいしさと密接に関係する「糖度」を測定し、一番おいしい状態のかぼちゃをサラダにしています。

環境への取り組み

ボトルやフィルム袋といった石油化学製品の樹脂量低減や、ボトルからはがしやすいラベル(リピールラベル)の使用による分別廃棄時の負荷軽減を行い、ペットボトルのリサイクル推進に貢献しています。
また「発生する可能性のある事故を未然に防止することで、発生する可能性のあった製品不良を低減する」、「関係法令のエキスパートを育成することにより、調査や確認業務に掛かる手間を低減する」といった、製造に関する廃棄物やエネルギー使用量の削減を側面から支える取り組みも行っています。

リピールラベル

研究開発への取り組み

原材料、素材の研究を進めています。例えば、おいしいポテトサラダを作るためのじゃがいもの品種評価や分析、最適な貯蔵方法についての研究を関連の研究機関と共同で実施しています。
じゃがいも以外にも、サラダの素材となる新しい特性を持った各種野菜の研究を実施しています。

学会発表・論文の詳細はこちら
サラダサイエンス寄附講座の詳細はこちら

技術へのこだわり

開発においては、こだわりの技術を活かして以下のような取り組みを行っています。

●用途に合わせた機能性研究

熱をかけても分離の少ない焼き込み用マヨネーズや、冷凍しても分離しない冷凍加工用マヨネーズタイプ、できたての風味を保持した日持ちの長いチルドサラダ、熱をかけても硬くならないスクランブルエッグなど、お客様の使用用途に応じた付加価値や機能性の研究を進め、多くの技術とノウハウを蓄積しています。

〜技術・ノウハウを有した商品例〜

マヨネーズ類 固形状マヨネーズタイプ、
ノンエッグマヨネーズタイプ、
冷凍加工用マヨネーズタイプなど
ドレッシング類 低カロリーノンオイルドレッシングなど
ソース類 液状バターソースなど
サラダ・総菜類 できたての風味を保持した日持ちサラダ
タマゴ加工品 日持ちタイプタマゴサラダ、
加熱しても固まらないスクランブルエッグなど

●「あったらいいな」をつくる

「液状のバターがあったら便利」という発想から開発した、冷蔵しても固まらない「ガーリックバターソース」(2012年業務用加工食品ヒット賞受賞)、「卵アレルギーの子どもも食べられるマヨネーズはできないか」という想いから生まれた卵を使用していない「ノンエッグマヨネーズタイプ」など、既存の常識にとらわれず新しい発想の商品を開発しています。
「ノンエッグマヨネーズタイプ」は当社の食育活動でも使用しており、小学校授業のアレンジマヨネーズ作りで卵アレルギーをお持ちのお子様にも食べていただけるマヨネーズとして活用されています。

●業態・業種に適した新商品開発

業務用商品として、ベーカリー、外食、中食、給食など各業態、業種ごとの使用条件に適した商品開発を行っています。

●メニュー開発と提案力

当社は「サラダ料理」を拡大することで「サラダワールド」の展開を進めています。
ベーカリー、外食、中食、給食など各業態、業種毎のメニュー開発を進めており、当社商品を使用したおいしさの提案に加え、お客様でのオペレーションの簡略化、品質向上、原価低減などプラスアルファでお役立ちできる提案を行っています。

スクランブルエッグスクランブルエッグ

ガーリックバターソースイメージガーリックバターソース

教育・人材育成

鶏卵・タマゴ加工品に関する知識向上を目的として、当社独自の検定試験「たまごスペシャリスト」を2019年6月より開始しました。
この試験を通じて、専門知識を基に多種多様なタマゴ加工品の魅力を伝えることができる人材の育成を進めてまいります。
試験には、鶏卵・タマゴ加工品の知識を問う学科試験と、調理技術を問う実技試験があり、その両方に合格することで「たまごスペシャリスト」に認定されます。また、たまごスペシャリストの名刺にはロゴマークが記載されます。

たまごスペシャリストロゴ
「たまごスペシャリスト」ロゴマーク

IT活用による省力化

食品を取り扱うメーカーとして、情報の正確性には大きな責務があります。多様化するお客様のニーズにお応えするために、必要な情報をデータで管理することで、製品から原材料にかかわる詳細な情報を集約、管理することが可能となりました。また有効な人資源の活用により、多種多様な情報を取り扱うことで、より安全な製品を提供することが可能となっています。

とじる
とじる