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ケンコーマヨネーズグループは、業務用としてサラダ・総菜をはじめ、タマゴ加工品、マヨネーズ・ドレッシング類の開発・製造をしている食品メーカーです。

1958(昭和33)年に創立、1961(昭和36)年から業務用のマヨネーズ専門メーカーとして業務用市場に本格参入をいたしました。1977年には日本で初めて日持ちのするサラダ「ロングライフサラダ」を開発。発売当時から現在も、業界のパイオニアとしてトップシェアを堅持し続けております。その他にも特長ある商品を日々開発し続けている結果、1,500以上の商品をご用意し、お客様からの多様なニーズに的確に対応しております。

当社グループの特長は、商品を販売するだけでなく、メニュー提案型の営業スタイルです。当社は、外食や中食市場の拡大とともに成長・発展してまいりました。お客様のニーズを満たす幅広い商品ラインナップと形にする優れた商品開発力もありながら、それぞれのお客様に合わせた提案ができるよう、メニュー開発にも注力し続けております。当社のお客様は、コンビニエンスストアや外食、量販店などあらゆる食のプロフェッショナルです。

新型コロナウイルス感染症の影響により食市場は大きく変化いたしましたが、各業態別にきめ細やかに対応ができるよう、営業・商品開発・メニュー開発等各部署が連携し、お客様の期待にすばやくお応えできる商品やメニューの開発に取り組んでおります。
また、全国の生産拠点では、おいしさや安全・安心に繋がる素材・品質への徹底的なこだわり、環境保全への配慮や地域社会との関わりなど、SDGsへの取り組みも実行しております。

現在の食市場を取り巻く環境は、国内外の原材料価格の高騰やエネルギーコストの上昇、為替リスクなど厳しい状況が続いております。また、今後の日本は、少子高齢化が進むことで人口は減少し、単身世帯や共働き世帯が増加するなど、当社グループを取り巻く環境は大きく変化していくことが予想されます。このような状況をチャンスに変えるべく、社会環境やあらゆるコストの変動に左右されない徹底した効率化や商品の統廃合など、利益を確保できる体制づくりを整えてまいります。

持続可能な社会の実現に向けて、環境・社会・健康への貢献を指標としたサステナビリティ方針の目標にも誠実に対応し、変わりゆく時代のニーズや期待に応え、新しい価値の創造にチャレンジし続けます。
食の選択肢は広がり、多様化する食スタイルのなかで当社グループは、「サラダ料理」をキーワードとし、新たな市場を演出することに注力しながら、すべてのステークホルダーの皆様に信頼され、ご期待にお応えできるよう経営基盤づくりと事業の拡大を推進してまいります。今後ともより一層のご支援とご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

ケンコーマヨネーズ株式会社
代表取締役社長 島本国一