アップサイクル商品の充実が評価され「第54回食品産業技術功労賞」を受賞

2024年10月15日

アップサイクル商品の充実が評価され
「第54回食品産業技術功労賞(サステナビリティ部門)」を受賞



 当社は、株式会社食品産業新聞社主催の「第54回食品産業技術功労賞(サステナビリティ部門)」を受賞しましたのでお知らせいたします。

 同賞は、食品産業の発展に貢献した技術及び商品などを開発した企業、団体を表彰するもので、「商品・技術」「資材・機器・システム」「マーケティング」「国際」「サステナビリティ」「地域創生」の部門に分かれて選定されます。
 このたび受賞した“サステナビリティ部門”は、優れた環境問題への対応、またCSRの取り組みにより、我が国の食生活の向上と食品産業の発展に寄与した企業、または個人、団体を選定対象としています。

 今回の受賞テーマは、「アップサイクル商品の充実」。本来であれば食べられるのに廃棄されてしまう、元茎わかめやキャベツの芯といった食材に付加価値を付けて、商品として美味しく有効活用することで食品ロス削減に寄与。持続可能な社会の実現に貢献しているとして評価され、受賞に至りました。



<アップサイクル商品のご紹介>

〜「元茎わかめ」を美味しくアップサイクル!〜

─わかめの養殖において、全国でもトップクラスを誇る宮城県で、わかめの副産物である「元茎わかめ」はこれまでウニやアワビなどといった海産資源の餌としていましたが、使い切れず廃棄されてしまうことが課題となっていました。その硬い食感と独特な風味から食用としてはほとんど利用されていなかった「元茎わかめ」。当社のサラダ・総菜の加工技術を用いて、「硬い食感」は硬すぎず、コリっとしたクセになる食感に、「独特な風味」は試作を重ねて素材本来の風味を活かしつつ、やみつきになる味わいに仕上げました。

〜「キャベツの芯」を美味しくアップサイクル!〜

─キャベツの葉から芯までキャベツの美味しさをまるごと味わえるよう切り方や調理法など試行錯誤を重ねました。芯を活用することで、商品自体の食感が向上し、食品ロスの削減に貢献。賞味期間の長さや衛生面でもメリットのあるロングライフサラダです。

 当社は、今後も市場のニーズをくみ取りながら、持続可能な社会の実現に向けて、環境に配慮した商品づくりに取り組んでまいります。

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以上


 

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