サステナビリティ

Sustainability

ケンコーマヨネーズグループは、「心身(こころ・からだ・いのち)と環境」「食を通じて世の中に貢献する。」という企業理念の
もと、持続可能な社会の実現を目指してまいります。

サステナビリティ方針

ケンコーマヨネーズグループは、持続可能な社会の実現に向け、「環境」「社会」「健康」への貢献を指標とした「サステナビリティ方針」を定めました。
変わり行く時代のニーズや期待に応え、新たな価値の創造にチャレンジし、社会とともに成長してまいります。

マテリアリティ

マテリアリティの特定

・特定の背景

ケンコーマヨネーズグループは2024年度にスタートした、新たな中長期経営計画を策定しました。
2035年にありたい姿を想像して策定した計画です。
現在想定される重要課題について抽出を行い、取り組むべき課題として5つのマテリアリティを設定しました。
当社グループは経営環境の変化を見極めながら、取り組むべきマテリアリティについて定期的に特定のプロセスを実施し、アップデートを実施していきます。
持続可能な社会の実現のため、企業価値の向上を目指してまいります。

・マテリアリティの特定プロセス
STEP1

GRI、SASB、ISO26000など主要な国際的ガイドラインを参照し、マテリアリティとなる候補の抽出を実施

※GRI:Global Reporting Initiativeの略称で、企業や政府などによる気候変動や人権問題など環境や社会の持続可能性に関する取組みを推進するための国際基準を策定する独立組織。
※SASB:Sustainability Accounting Standards Boardの略称で、企業の情報開示の質向上に寄与し、中⾧期視点の投資家の意思決定に貢献することを目的に、将来的な財務インパクトが高いと想定されるESG要素に関する開示基準を設定している非営利団体。
※ISO26000:社会的責任に関する国際規格。

STEP2

抽出したマテリアリティ候補について「ステークホルダーにおける重要度」、「自社における重要度」の2つの軸でステークホルダーに点数評価をいただき、両軸における点数が一定値を超えるものをマテリアリティとして特定しました。

STEP3

特定したマテリアリティについて、経営会議、取締役会で妥当性を確認し、取締役会での承認を取得

マテリアリティ 重点項目 主要な取組み 関連するSDGs
@地球環境への配慮 脱炭素・環境負荷低減
  • ●CO2排出量削減
  • ●代替フロン
  • ●廃棄物削減
  • ●環境に配慮したサステナブル素材の使用
フードロス対策
  • ●原材料の有効活用
  • ●生産工程における歩留向上
  • ●需要と供給の最適化に則った生産・販売
  • ●賞味期間延長
A食の安全・安心・安定の追求 食品安全文化の醸成
  • ●全従業員が食品安全意識を向上させるための教育活動
食の安全・安心
  • ●品質向上の推進
  • ●商品パッケージ等の適切な情報共有
安定したサプライチェーンの構築
  • ●持続的な環境・社会に配慮した安定的な原料調達
  • ●工場の安定稼働・製品供給
  • ●安定的な物流体制の構築
Bガバナンスの強化 コーポレート・ガバナンス強化
  • ●コンプライアンスの徹底
  • ●リスクマネジメント活動の推進
  • ●株主・投資家との対話
  • ●情報セキュリティの強化
C人権と多様性を尊重した人材育成 ビジョン実現に向けた人材育成
  • ●事業継続のための人材育成
  • ●次世代リーダーの育成
企業風土の改革
  • ●チャレンジする企業風土の育成
  • ●従業員エンゲージメント向上
  • ●組織体系強化
人権の尊重
  • ●ケンコーマヨネーズグループ人権方針による人権啓発
  • ●人権デュー・ディリジェンスの実施
Dライフスタイルの変化への貢献 多様化する食ニーズへの対応
  • ●食の多様性に配慮した商品カテゴリーの開発・育成
  • ●消費者へ商品・情報の提供のためのチャネル拡大
・マテリアリティに対するKPI
主要な取組み 数値目標
CO2排出量削減
(2019年度対比 原単位)

2030年度目標-50%

2050年度目標-100%

代替フロン

2030年度目標R22冷媒撤廃

2050年度目標自然冷媒100%

環境に配慮したサステナブル素材の使用

2030年度目標 (全品目中)リサイクル素材60%

2050年度目標 (全品目中)リサイクル素材100%

廃棄物削減
(2019年度対比 原単位)

2030年度目標-15%

2050年度目標-30%

※目標は、社会環境変化に応じて見直してまいります。

人権方針

ケンコーマヨネーズグループは、2007年に制定した企業行動憲章において人権尊重を定めておりますが、2023年、人権に関する最上位の方針としてケンコーマヨネーズグループ人権方針を定めました。持続可能な社会の実現を支える礎として、この方針を遵守してまいります。

マルチステークホルダー方針

ケンコーマヨネーズは、企業経営において、株主にとどまらず、従業員、取引先、顧客、債権者、地域社会をはじめとする多様なステークホルダーとの価値協創が重要となっていることを踏まえ、マルチステークホルダー方針を定めました。マルチステークホルダーとの適切な協働に取り組むため、この方針を遵守してまいります。

アニマルウェルフェアについてのポリシーについて

ケンコーマヨネーズグループは動物の命の尊厳に適切に配慮すべきであると考え、アニマルウェルフェアについてのポリシーを定めました。持続可能な原料調達に取り組み、このポリシーを順守してまいります。