人材への取り組み

Human Resource

市場環境の変化、多様化する顧客ニーズに対応するには、更なる社内環境整備と人材育成、そして、様々な視点・経験・見識を確保するための多様な人材の管理職・中核人材登用が必要です。異なる価値観・文化を理解し、受け入れ、社会価値を創造しイノベーションを創出できる社内環境の整備やチーム、人材の育成を進めます。

女性の活躍に向けた取り組み

人材登用の多様性促進が企業の持続的成長に繋がると考えています。そのひとつの大きなファクターが女性の活躍と捉え、意欲・能力に応じた育成・管理職登用を進めます。
当社では子育てと仕事を両立できるよう、育児短時間勤務を小学校4年生まで対象とするなどの育児休業制度の充実と就業フォローに努めています。具体的には、キャリアを考える機会の提供として、キャリア研修の実施(自身の強みを知り、活かす・伸ばす、働き続けることの意義を知る)を実施しており、今後は結婚・出産・育児を経験した先輩従業員との交流会/若手社員へ向けロールモデルとなる従業員による講演会の実施を検討中です。また、結婚〜産休育休〜復帰後や育休ケアの拡充として、若手社員対象説明会/ガイドブック発行/該当者への説明内容・頻度の拡充、育休期間中の会社情報提供の拡充を図っていきます。

女性管理職比率は2023年度末現在17.43%となり、この管理職比率を維持することを目指し、2023年度よりカムバック登録制度を導入しています。さらに今後は女性従業員交流会の実施やキャリア研修の拡充を検討中です。同時に、当社では2023年度現在女性の平均勤続年数が9.1年となっていますが、2026年度までに10年にすることを目指します。引き続き意欲ある女性の育成・管理職登用を進めながら、経営幹部育成研修への女性の参加促進等を通じて、役員候補となる女性を増やしていく方針です。

女性管理職比率女性管理職比率

中途採用者比率及び管理職への登用

2023年3月現在の管理職全体に占める中途採用者比率は44.18%です。当社は、様々な視点・経験・見識を確保するためには中途採用の管理職比率を現状水準以上とすることが重要と考え、今後も管理職への登用も視野に入れた積極的な採用活動を進めていきます。

正規雇用労働者の中途採用比率 2021年度 2022年度 2023年度
19% 23% 10%

公表日:2024年5月22日

中途採用者の管理職率 中途採用者の管理職率

外国人の採用

有用なスキルを有する人材は、国籍等を問わず採用しています。更なるグローバル化に向けて、2021年度に2名、2022年度に1名、2023年度に2名を正社員として採用しています。先ずは将来の管理職候補者を育成する段階にあることから、現時点では外国人管理職人数の具体的な目標は定めていません。今後もグローバルな発想・知見を求め、国籍・性別・年齢・職種を問わず積極的に採用活動を進めます。加えて、採用した人材の管理職登用を視野に入れた育成も行っていきます。

障がい者の雇用状況

自主性と独創性の発揮できる明るく元気な職場をつくることを企業行動憲章に掲げ、就労意欲のある障がいをもった従業員が安心して働けるよう、積極的かつ継続的に活躍の場を提供しています。中には管理職もおり、当社の中核人材や部署責任者としての立場で業務を遂行しています。

障がい者の雇用比率障がい者の雇用比率